第0回にてドクターカブルの薦めもありレガシーを始めることになったもっこす研究員。今回からドクターカブルのレガシーデッキ講座を受けるわけですが、どうなることやら…

ドクターカブル「画面の向こうの皆さんおはこんばんちわ、ドクターカブルじゃ」
もっこす「またつまらない挨拶ばっかりして…そんなんだから色んな人に煽られるんですよ。」
カ「わしとて煽られることぐらいわかった上での行動じゃ!」
も「わかってるなら今後カイチョーにイジメられたからって泣きついて来ないでくださいよ!」
カ「まぁつまらん前フリはどーでもよいのじゃ!さっさとレガシー講座を始めるぞ」
も(自分から振ってきたのに…)


カ「今回はあの銀河のヤマショーさんも使いたがっているCTGを紹介しよう」

Supreme Blue - Saso Kazuho / ALMC Championships 2010 *Top 8*
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
3 ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk
3 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
10 Creatures
4 Force of Will
4 目くらまし/Daze
4 相殺/Counterbalance
4 渦まく知識/Brainstorm
4 師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
4 剣を鍬に/Swords to Plowshares
3 思案/Ponder
1 残響する真実/Echoing Truth
2 遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
30 Spells
2 島/Island
1 平地/Plains
4 Tropical Island
4 Tundra
1 Savannah
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
20 Land
60 Total Cards
3 ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg
3 悟りの教示者/Enlightened Tutor
2 クローサの掌握/Krosan Grip
1 梅澤の十手/Umezawa’s Jitte
1 果たし合いの場/Dueling Grounds
1 浄化の印章/Seal of Cleansing
1 光輝王の昇天/Luminarch Ascension
1 太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon
1 トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
1 大祖始の遺産/Relic of Progenitus

も「これって昔エクテンで似たようなデッキがありましたよね?」
カ「たしかに根幹にある相殺、師範の占い独楽、タルモゴイフは旧エクテンのネクストレベルブルーに入っていたのう」

相殺/Counterbalance
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top

も「カウンタートップのコンボが決まったらゆるゆると首を絞められるように負けたのを覚えています」
カ「なんだか微妙なたとえじゃが、たしかにこのソフトロックはかなり強力じゃな。特に強力なカードが低マナ圏に固まっておるデッキだと何も出来ずに負けてしまうほどじゃな。」
も「たしかに独楽回すだけでカウンターされ続けたら勝てませんね」
カ「さらに厄介なのは独楽は単純に強いということじゃ」
も「フェッチランドが蔓延するとそうなりますね」

Force of Will
目くらまし/Daze

カ「よく使われていれ2種のカウンターじゃな、この二つは他のデッキでも使われているから覚えておくように」
も「実はどちらの効果も知らないんですよね」
カ「簡単に説明するとFoWは青いカード一枚とライフ1点で呪文を打ち消し、Dazeは島を戻すことでフォーススパイクを打つことができるのう」
も「たしかにFoWは強そうですがDazeって微妙じゃないですか?」
カ「そうじゃなDazeに関しては呪文嵌めや対抗呪文等がほかにも候補と上げれるな。ただ他の呪文が軽いデッキならばDazeで失うテンポアドヴァンテージはそこまで意識しなくてよいぞ。」

渦巻く知識/Brainstorm
思案/Ponder

カ「ドロースペルとしてはこの2枚じゃな」
も「一見するとアドヴァンテージがとりにくい組み合わせですね」
カ「たしかに、必ずしも強そうには見えんじゃろうが、フェッチランドや相殺との相性の良さ。1マナということでアクションをしながらピッチスペルを打つことができる点は優秀じゃな」
も「終盤に渦巻く知識で3ドローしていらなくなった目くらましをデッキにもどしてフェッチランドでシャッフルできるのは強そうだ」
カ「もちろん序盤に打つ思案はタルモゴイフの強化にもなるし、デッキの安定を図ることができるぞ」

剣を鍬に/Swords to Plowshares

カ「環境最強の除去カードStPじゃな、Zooなどでは別ではこのデッキではライフゲインは必ずしもデメリットではない点も注目すべきじゃな」
も「そういえば昔ボブが自分の樹上の村にこれを打って勝つ!なんてこともありましたね」
カ「ニコニコにも上がっておるし、知っとる人も多かろう」


タルモゴイフ/Tarmogoyf
ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk
ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique

カ「タルモは甘えじゃのう」
も「レガシー專では一時期流行語になってたそうじゃないですか」
カ「実際レガシーでのタルモゴイフは最強といっても過言ではないの」
も「その軽さとデカさがやはり評価されるんでしょうか?」
カ「そうじゃな特にエクテンやスタンと比べても軽いスペルが多く墓地が超えやすいのも要因となるな」
も「ロウクスの戦修道士はスタンでもたまに見かけますが、レガシーレベルのクリーチャーなんですね」
カ「そうじゃな戦修道士はかなり理想のクリーチャーといえるぞ、稲妻でも死なないタフネス、ビートダウンに強いライフリンク、青いことからFoWの餌となる、デッキに貴重な3マナであること。デッキに合う点を挙げるときりないぞ」
も「3マナであることですか?」
カ「カウンタートップで3マナのカードをカウンターする必要があるじゃろ、さらにタルモゴイフとマナ域をずらすことで、仕組まれた爆薬に対する耐性を強めとるの」
も「最後はヴェンディリオン三人衆ですか。エクテンではお世話になりっぱなしです」
カ「この枠は非常に微妙じゃな、人によってはクァーサルの群れ魔道士や三角エイの捕食者であったりするな。ただやはりクリーチャーの枚数は10前後が定石じゃの」

CTGが得意なデッキ苦手なデッキ

カ「苦手なデッキの話をすると少し時間がかかるんじゃが、そもそもこのデッキが出来たのはアンチアグロロームな面が非常に強い点が原因の一つであると考えておるの」
も「アグロロームですか?」
カ「うむ、当時アグロロームは環境最速であったゴブリンに対して圧倒的なマッチアップ相性を誇っておった」
も「たしかにアグロロームの壊滅的な夢は少し重めなビートダウンのゴブリンにはぶっ刺さりそうですね」
カ「またこのデッキの前に存在したスレッショルドにもそこそこの強さを誇っておったのじゃ」
も「で登場したのがこのデッキだと?」
カ「いずれ紹介するがアグロロームの主要スペルは低マナ圏で集中しておった」
も「そこに刺さる相殺独楽なんですね」
カ「そうじゃな、またアドストームことANTにも非常に強いの」
も「低マナ圏で集中したところに刺さる相殺独楽ソフトロックですか…」

カ「逆に苦手のデッキはいずれ紹介するLandStillとマーフォークが挙げられるの、またゴブリンに対しても非常につらいものがあると感じておる」
も「それぞれのデッキは今後を期待します」

CTGの派生

カ「大きく分けて二つじゃな」
も「二つですか」
カ「黒を入れた、いわゆるベーラプ(Baseruption)じゃな。」
も「何が入ってるんですか?」
カ「おもにボブこと闇の腹心じゃな」
も「もうひとつは何ですか?」
カ「炎渦竜巻入りのCTGじゃな、これは昨年レガシー選手権で鮮烈なデビューをしたのう」
も「なんで炎渦竜巻なんですか?」
カ「当時CTGはZOOやマーフォークの流行で苦しいポジションにいたのじゃ、そんな中存在を知られていないこの一枚のカードがケアされていなければ刺さってしまうのは容易に想像できるじゃろ?それによってどうにか苦しいマッチアップをどうにかしようとする苦肉の策なのじゃな」
も「たしかにマーフォークは焼き魚ですね…」


カ「というわけで今回はCTGについて詳しく見てきたが、レガシーはどうじゃ興味を持ったか?」
も「うーんまだまだよくわかんないですね…もっとビートダウンとかコンボも見てみないと…」
カ「そうか、では次回はリクエストどうり環境最強のコンボANTに注目してみるかのう」

第二回ANT

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