ドクターカブルともっこすのレガシー研究室 第二回ANT
2010年1月18日 TCG全般ドクターカブル「昨日はスタンダードの大会に行ってきたそうじゃな?」
もっこす「はい、魂のデッキジャンドで出たんですがマジックの闇に呑まれました。」
カ「どれぐらいの闇じゃったのだ?」
も「2ゲームで通算20枚以上土地並べときました…」
カ「まぁたまには痛い目に会うのも調子に乗ってもっこすにはちょうどよかろう」
も(この前弄ったことまだ怒ってるのかこの人…)
カ「というわけで今日はレガシーの最凶デッキとも呼ばれるANTを紹介しよう」
Saito Tomoharu/2009 Eternal Party - Champion
Deck Title:Ad Storm
Deck Designer:2009ワールドのオーストラリア代表
Main Deck Sideboard
4 Underground Sea
1 Tropical Island
1 島/Island
3 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 霧深い雨林/Misty Rainforest
2 汚染された三角州/Polluted Delta
2 裏切り者の都/City of Traitors
4 渦まく知識/Brainstorm
4 神秘の教示者/Mystical Tutor
4 ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 陰謀団の儀式/Cabal Ritual
4 強迫/Duress
3 冥府の教示者/Infernal Tutor
3 金属モックス/Chrome Mox
2 思案/Ponder
2 思考囲い/Thoughtseize
2 むかつき/Ad Nauseam
2 師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
1 不正利得/Ill-Gotten Gains
1 苦悶の触手/Tendrils of Agony
4 闇の腹心/Dark Confidant
2 クローサの掌握/Krosan Grip
1 水流破/Hydroblast
1 再建/Rebuild
1 苦悶の触手/Tendrils of Agony
1 残響する真実/Echoing Truth
1 ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall
1 蒸気の連鎖/Chain of Vapor
1 殺戮の契約/Slaughter Pact
1 思考囲い/Thoughtseize
1 根絶/Extirpate
も「ANTって何の略ですか?」
カ「Ad Nauseam Tendrils むかつきストームの略じゃな。説明するとむかつきをプレイし、ストーム10程度の苦悶の触手をプレイするデッキじゃ」
も「話だけ聞いてるとすごい簡単ですね!僕でも簡単に使えそうだ!!」
カ「カーーーーーーツ」
も「何ですか年甲斐もなく大きな声だして!!」
カ「はっきり言ってこのデッキはひじょーーーに難しい。」
も「そうなんですか…」
カ「まぁまずむかつきに達するまで、これはそこまでだが、ある程度の練習とカードに対する知識が必要じゃな。」
も「それだけなら旧エクテンのTEPSで精神の願望を打つまでと同じぐらいですか?」
カ「環境が違うので一概には言えぬが、非常に似ておるな。問題なのは主にむかつき後じゃな」
も「むかつき後ですか?そんなのストームが十分になるようにカード捲って苦悶の触手でぶっぱするだけでしょ?」
カ「うーん確かに簡単にいけばそれでいいんじゃがな。必ずしもうまくいかない。たとえば0マナアーティファクト系が全然捲れない時やマナが足りない時にライフが5になってしまった場合にどうするかは非常に悩ましい。」
も「他にはどのような場合にむかつきが難しくなりますか?」
カ「そうじゃな苦悶の触手にアクセスできない場合かの、以前のANTは上のようなデッキに赤を加え燃え立つ願いを加えるのが主流だったのだが、最近はそうじゃなく冥府の教示者か神秘の教示者だけなんじゃ。」
も「その分アクセスしにくくなっていると」
カ「そもそも冥府の教示者はライオンの瞳のダイアモンドがなければ暴勇モードで使いにくいし、神秘の教示者はカードを引く渦巻く知識、思案、師範の占い独楽がなければ、そのターンに決めることはできない。」
も「神秘の教示者でサーチする場合に独楽なら色マナを意識しませんが、渦巻く知識や思案は青青が必要になるのも辛そうですね」
カ「うむ、水連の花びらや金属モックスを引いていればどうにかなるが、引いていない場合は難しい」
も「言われてみればそこまで簡単なデッキじゃないですね、むかつき前とむかつき後どちらも綿密な計算が必要と練習が必要そうです。」
カ「その分このデッキの強さは計り知れない。たしかに1キル率は放火砲デッキと比べると下がるが、その分対戦相手の対策カードをしっかりケアしながらも安定してゲームを速やかに終わらせるからな。」
ワンポイント“アド”バイス
カ「いくつか覚えておいてほしいテクニックを一応書いておこう、ただしわしも日本最高レベルのAd使いと比べられてはまだまだであるから、ここには紹介されなかったネタは多くあろうが、そこら辺は諸君らの努力で見つけてほしい。」
も「苦情を受け付けないとしようとするその姿勢はさすがですね!」
カ「うるさいわい!」
冥府の教示者+ライオンの瞳のダイアモンド
カ「さすがにちょっとはレガシーに触れた人間ならみな知っているコンボじゃな」
も「えっとまずダイアモンドが戦場にある状態で冥府の教示者をプレイでしたっけ?」
カ「そう、そして冥府の教示者を解決前に、優先権を渡さずにライオンの瞳のダイアモンドを起動する。すると冥府の教示者は突然Demonic Tutorとなり、さらにマナプールには好きなマナが3つたまっているという状態になる」
も「それはすごい!」
カ「さらに状況次第では不正利得と合わせることも可能じゃ!」
思案、渦巻く知識、師範の占い独楽+神秘の教示者+ライオンの瞳のダイアモンド
カ「これもライオンの瞳のダイアモンドを使う際に覚えておくべきネタなんじゃな。」
も「えーっと思案か渦巻く知識をプレイしスタックに乗せた後に神秘の教示者をプレイし先ほどと同様このタイミングでライオンの瞳のダイアモンドを起動するわけですね!?」
カ「そうじゃなそうすれば欲しいスペルを手札に入れながらどうにかライオンの瞳のダイアモンドを生かせるわけじゃ。特に師範の占い独楽ならば簡単に神秘の教示者とライオンの瞳のダイアモンドを組み合わせ可能じゃのう」
カ「今回はレガシー史上指折りのコンボデッキANTを紹介したわけじゃがどうじゃった可能?」
も「簡単に見えて奥深いデッキに非常に興味を持ったには持ったんですが、もっと殴りあいたい気分なんですよね。」
カ「わかったわかった次はアグロデッキとしてZooを紹介するかの…」
第三回Zoo
もっこす「はい、魂のデッキジャンドで出たんですがマジックの闇に呑まれました。」
カ「どれぐらいの闇じゃったのだ?」
も「2ゲームで通算20枚以上土地並べときました…」
カ「まぁたまには痛い目に会うのも調子に乗ってもっこすにはちょうどよかろう」
も(この前弄ったことまだ怒ってるのかこの人…)
カ「というわけで今日はレガシーの最凶デッキとも呼ばれるANTを紹介しよう」
Saito Tomoharu/2009 Eternal Party - Champion
Deck Title:Ad Storm
Deck Designer:2009ワールドのオーストラリア代表
Main Deck Sideboard
4 Underground Sea
1 Tropical Island
1 島/Island
3 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 霧深い雨林/Misty Rainforest
2 汚染された三角州/Polluted Delta
2 裏切り者の都/City of Traitors
4 渦まく知識/Brainstorm
4 神秘の教示者/Mystical Tutor
4 ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 陰謀団の儀式/Cabal Ritual
4 強迫/Duress
3 冥府の教示者/Infernal Tutor
3 金属モックス/Chrome Mox
2 思案/Ponder
2 思考囲い/Thoughtseize
2 むかつき/Ad Nauseam
2 師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
1 不正利得/Ill-Gotten Gains
1 苦悶の触手/Tendrils of Agony
4 闇の腹心/Dark Confidant
2 クローサの掌握/Krosan Grip
1 水流破/Hydroblast
1 再建/Rebuild
1 苦悶の触手/Tendrils of Agony
1 残響する真実/Echoing Truth
1 ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall
1 蒸気の連鎖/Chain of Vapor
1 殺戮の契約/Slaughter Pact
1 思考囲い/Thoughtseize
1 根絶/Extirpate
も「ANTって何の略ですか?」
カ「Ad Nauseam Tendrils むかつきストームの略じゃな。説明するとむかつきをプレイし、ストーム10程度の苦悶の触手をプレイするデッキじゃ」
も「話だけ聞いてるとすごい簡単ですね!僕でも簡単に使えそうだ!!」
カ「カーーーーーーツ」
も「何ですか年甲斐もなく大きな声だして!!」
カ「はっきり言ってこのデッキはひじょーーーに難しい。」
も「そうなんですか…」
カ「まぁまずむかつきに達するまで、これはそこまでだが、ある程度の練習とカードに対する知識が必要じゃな。」
も「それだけなら旧エクテンのTEPSで精神の願望を打つまでと同じぐらいですか?」
カ「環境が違うので一概には言えぬが、非常に似ておるな。問題なのは主にむかつき後じゃな」
も「むかつき後ですか?そんなのストームが十分になるようにカード捲って苦悶の触手でぶっぱするだけでしょ?」
カ「うーん確かに簡単にいけばそれでいいんじゃがな。必ずしもうまくいかない。たとえば0マナアーティファクト系が全然捲れない時やマナが足りない時にライフが5になってしまった場合にどうするかは非常に悩ましい。」
も「他にはどのような場合にむかつきが難しくなりますか?」
カ「そうじゃな苦悶の触手にアクセスできない場合かの、以前のANTは上のようなデッキに赤を加え燃え立つ願いを加えるのが主流だったのだが、最近はそうじゃなく冥府の教示者か神秘の教示者だけなんじゃ。」
も「その分アクセスしにくくなっていると」
カ「そもそも冥府の教示者はライオンの瞳のダイアモンドがなければ暴勇モードで使いにくいし、神秘の教示者はカードを引く渦巻く知識、思案、師範の占い独楽がなければ、そのターンに決めることはできない。」
も「神秘の教示者でサーチする場合に独楽なら色マナを意識しませんが、渦巻く知識や思案は青青が必要になるのも辛そうですね」
カ「うむ、水連の花びらや金属モックスを引いていればどうにかなるが、引いていない場合は難しい」
も「言われてみればそこまで簡単なデッキじゃないですね、むかつき前とむかつき後どちらも綿密な計算が必要と練習が必要そうです。」
カ「その分このデッキの強さは計り知れない。たしかに1キル率は放火砲デッキと比べると下がるが、その分対戦相手の対策カードをしっかりケアしながらも安定してゲームを速やかに終わらせるからな。」
ワンポイント“アド”バイス
カ「いくつか覚えておいてほしいテクニックを一応書いておこう、ただしわしも日本最高レベルのAd使いと比べられてはまだまだであるから、ここには紹介されなかったネタは多くあろうが、そこら辺は諸君らの努力で見つけてほしい。」
も「苦情を受け付けないとしようとするその姿勢はさすがですね!」
カ「うるさいわい!」
冥府の教示者+ライオンの瞳のダイアモンド
カ「さすがにちょっとはレガシーに触れた人間ならみな知っているコンボじゃな」
も「えっとまずダイアモンドが戦場にある状態で冥府の教示者をプレイでしたっけ?」
カ「そう、そして冥府の教示者を解決前に、優先権を渡さずにライオンの瞳のダイアモンドを起動する。すると冥府の教示者は突然Demonic Tutorとなり、さらにマナプールには好きなマナが3つたまっているという状態になる」
も「それはすごい!」
カ「さらに状況次第では不正利得と合わせることも可能じゃ!」
思案、渦巻く知識、師範の占い独楽+神秘の教示者+ライオンの瞳のダイアモンド
カ「これもライオンの瞳のダイアモンドを使う際に覚えておくべきネタなんじゃな。」
も「えーっと思案か渦巻く知識をプレイしスタックに乗せた後に神秘の教示者をプレイし先ほどと同様このタイミングでライオンの瞳のダイアモンドを起動するわけですね!?」
カ「そうじゃなそうすれば欲しいスペルを手札に入れながらどうにかライオンの瞳のダイアモンドを生かせるわけじゃ。特に師範の占い独楽ならば簡単に神秘の教示者とライオンの瞳のダイアモンドを組み合わせ可能じゃのう」
カ「今回はレガシー史上指折りのコンボデッキANTを紹介したわけじゃがどうじゃった可能?」
も「簡単に見えて奥深いデッキに非常に興味を持ったには持ったんですが、もっと殴りあいたい気分なんですよね。」
カ「わかったわかった次はアグロデッキとしてZooを紹介するかの…」
第三回Zoo
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